ガオガエン - ポケモン対戦考察まとめWiki｜百科事典

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ポケモン対戦考察まとめWiki

バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
サイト名をポケモン対戦考察まとめWikiからポケモン育成考察Wikiに変更しました。
今後はポケモン育成考察Wikiをご利用ください。

ガオガエン

No.727 タイプ：ほのお/あく
通常特性：もうか（HPが1/3以下のときに炎技の威力が1.5倍になる）
隠れ特性：いかく（場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる）
体重：83.0kg（けたぐり・くさむすびの威力80）

#fold(){{{
さかさバトル
|ばつぐん(4倍)|---|
|ばつぐん(2倍)|ほのお/くさ/こおり/エスパー/ゴースト/あく/はがね|
|こうかあり(等倍)|ノーマル/でんき/どく/ひこう/むし/ドラゴン/フェアリー|
|いまひとつ(1/2)|みず/かくとう/じめん/いわ|
|いまひとつ(1/4)|---|
|こうかなし(0倍)|---|
}}}

第７世代のほのお御三家で、２種目の「ほのお×あく」複合タイプ。
安定した耐久力に「いかく」・優秀な耐性を備える典型的な重火力アタッカーである。
一致技の一貫性も高く、専用技「ＤＤラリアット」やその専用Ｚワザ「ハイパーダーククラッシャー」も扱いやすく、場持ちのよさと突破力を兼ね備えた理想的なスペックの持ち主と言える。
同タイプのヘルガーとは種族値傾向がまったく異なり、「いかく」や種族値傾向で重なるウインディとも耐性や習得技の違いで完全に差別化されており、ライバルの多いポジションにおいて埋もれぬ個性を誇るポケモンである。
USUMでの有用な教え技獲得、2018年3月の「いかく」解禁[1]と、現在に至るまで着々と強化されている点も評価のポイント。

その耐性は非常に魅力的で、「いたずらごころ?」無効、一貫しやすいあく・ゴースト半減、カプ・テテフの主力となるエスパー無効でありながらフェアリー等倍、おにび無効という優れた性質を持つ。
「いかく」やとんぼがえりも功を奏してサイクル戦に向いており、はがねタイプ全般や特殊ゴースト・エスパー・あくを中心に役割を持てる。

シングルでもなかなかの実力を持つが、以下の通りダブル適性が非常に高いポケモンである。

「いかく」枠としての汎用性

ダブルではその存在だけで採用理由になる「いかく」だが、その使い手の中でもトップクラスの耐久を持つ。
上記の通り耐性も優秀で、相性のよいねこだまし・とんぼがえりも備えており、「いかく」枠としての汎用性はランドロスすら超越しうる。
単に「いかく」を撒くだけで終わらない高い攻撃性能、その生存能力の高さからグッドスタッフとしても採用しやすい。

役割対象がダブルに多い

役割対象となるメガメタグロス・メガリザードンＹ・ゲンガー・エルフーン・ギルガルド・カプ・テテフ・ナットレイらは、シングルでもさることながらダブルでの採用率が非常に高い。
これら及びこれらを含む横の並びを強く牽制できるガオガエンは、環境に突き刺さるポケモンと言える。
また、クレセリア・ゴチルゼル・ヤレユータンなどエスパーの多いトリックルーム使いにも総じて強く、タイプで有利であるのみならずねこだましによるギミック妨害もでき、ルーム展開を許してしまっても自身の鈍足から不利になりにくい。
役割対象に関しては枚挙に暇がないほどである。

相性のよいポケモンが多い

その汎用性の高さから組めるポケモンも多く、様々な並びが考案されている。
とりわけメガサーナイトの相性は攻守両面で抜群であり、あちらの行動機会を確保しつつ苦手なポケモンを倒してやることができる。
ガオガエンの流行にともないサーナイトの採用率も大きく上昇している。

「いかく」解禁前から一定の採用率を示していたポケモンだが、解禁後には爆発的に順位を上げており、名実ともにダブルのトップメタに君臨している。

最新世代の考察はこちらに、前世代の考察はこちらにあります。

特性考察

もうか

通常特性。HP1/3以下で炎技の威力1.5倍。
相手依存だが耐久が優秀なため、不一致弱点技などはうまく発動圏内で耐えることが多い。
一方脚が遅いため先制みがわりによる能動的な発動を狙うのは難しい。
有用ではあるものの、いかくが優秀であるため解禁以降のどのルールでも採用率は1%程度。

いかく

非常に有用な隠れ特性。解禁以降は専らこちらが主流に。
場に出た際、敵全員の攻撃ランクを1段階下げる。どの型においても使いやすい優秀な特性であり、とんぼがえりと合わせて積極的に発動を狙っていける。
ねこだまし、バークアウトなどダブルで有用な技を習得するためダブル適性も高い。
特に条件を設けなくても「いかく」持ちで上位の物理耐久を持つ。
いかく&交代攻撃技持ちの中では物理耐久トップ。また、おにび持ち物理受けの中でもいかく込み実質物理耐久はトップ。
習得技との相性の良さや汎用性の高さから、シングル・ダブル問わず約99%という高い採用率となっている。

技考察

Ｚワザ考察

型考察

型

対ガオガエン

注意すべき点

火力・耐久共に高水準。通りのよい一致技に加え、高威力のサブ技も習得。
DDラリアットやつるぎのまい、火傷無効の耐性を持つため耐久型に強い。
おにびやとんぼがえりなど交代読みの技も充実しており、安易な受け出しは禁物。
隠れ特性「いかく」の個体はさらに耐久に磨きがかかるので、物理技では上から殴って倒すという対策もしづらい。
タイプ上ギルガルドや鋼タイプには滅法強く、つるぎのまいなどの積み技も完備。
足は遅いものの、交代読みで積まれるといかく持ちや耐久ポケモンでも後出しは安定しない。
専用Zワザの威力も高く、ギャラドスや霊獣ランドロスは無振りだとA特化ハイパーダーククラッシャーでいかく込みでも7～8割削られる。

対策方法

耐久は優秀だがSが低いので、みずやフェアリーの高速特殊アタッカーのタイプ一致高火力技やZワザで弱点を突くとよい。
また、専用Zワザ含め主力技の大半が接触技なので、耐久に厚く振ったポケモンにゴツゴツメットを持たせて受けだしすればHPを削れる。
マリルリやカプ・レヒレなどは一致技を両方半減できるので後出しが安定する。
かちきミロカロスなら有利を取れるが、チョッキ持ちH振り個体に対してはC+2無補正ねっとうでは確2なので注意。

覚える技

レベルアップ

技マシン

タマゴ技

教え技

遺伝

遺伝経路

※すべてドーブルでOK

外部リンク

• ガオガエン - ポケモン対戦考察まとめWiki｜前世代
• ガオガエン - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代