ポケモン対戦考察まとめWiki
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ジャラランガ
No.784 タイプ:ドラゴン/かくとう 通常特性:ぼうだん(たまやばくだんが当たらない) ぼうおん(音に関係する技が無効になる) 隠れ特性:ぼうじん(天候によるダメージを受けない、粉系の技、及び特性「ほうし」を無効化) 体重:78.2kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
両刀竜 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ジャラランガ | 75 | 110 | 125 | 100 | 105 | 85 | 600 | ぼうだん/ぼうおん/ぼうじん |
カイリュー | 91 | 134 | 95 | 100 | 100 | 80 | 600 | せいしんりょく/マルチスケイル |
ボーマンダ | 95 | 135 | 80 | 110 | 80 | 100 | 600 | いかく/じしんかじょう |
ヌメルゴン | 90 | 100 | 70 | 110 | 150 | 80 | 600 | そうしょく/うるおいボディ/ぬめぬめ? |
#fold(){{{
さかさバトル
|ばつぐん(4倍)|---|
|ばつぐん(2倍)|ほのお/みず/でんき/くさ/むし/いわ/あく|
|こうかあり(等倍)|ノーマル/かくとう/どく/じめん/ゴースト/はがね|
|いまひとつ(1/2)|こおり/ひこう/エスパー/ドラゴン|
|いまひとつ(1/4)|フェアリー|
|こうかなし(0倍)|---|
}}}
唯一の「ドラゴン×かくとう」の複合タイプを持つ600族ドラゴンポケモン。
見所は高いBD種族値だが、Hの低さが祟り総合耐久はガブリアスにやや劣る程度。
アタッカーとして重要なACは平均程度、Sは85で中速の域に留まる程度と、全体的に無駄の多い種族値配分が目立ってしまう。
一致技は攻撃面での相性補完に優れるが、習得技の不足はメイン・サブ双方で深刻なものとなっている。
物理型だとかくとう技はスカイアッパーが最大火力で、一致補正込みでもカイリューの不一致ばかぢからに劣るうえ命中不安で使いにくい。
特殊型ならきあいだまを選べるがやはり命中不安で、他のドラゴンと異なりだいもんじを覚えずサブウェポンに乏しい。
これらの問題に目を瞑るしても、一致技を双方半減する上4倍弱点を突いてくるフェアリーが蔓延する第7世代においては技の通りにも問題があると痛し痒し。
このように、高い種族値合計に反して配分・習得技・環境のいずれにおいても恵まれず、様々な局面で扱いにくさが際立ってしまうポケモン。
固有タイプではあるが、似たような役割範囲でより優秀な働きをするポケモンも多く、現状では採用機会を見出だすのは難しい。
少なくとも、他の600族ドラゴンと同列に論じるのは無理があると言わざるを得ない。
他方で、ダブルで有用な専用技「スケイルノイズ」および後述する3つの特性は魅力的であり、WCS2017等の一部のダブルルールで局所的な需要を見出だすことができる。
ぼうおんを選択すればダブルに多いバークアウトやハイパーボイスを防げ、ぼうじんにすれば各種天候ダメージおよびくさタイプの補助技、とりわけキノコのほうしに強く出られるようになる。
総じて、シングルよりはダブルの方が動かしやすく、差別化にも悩まされにくい。
〈からをやぶるジャラランガについて〉
2017年1月11日のソフトアップデート以前において、バトルツリーに「からをやぶる」持ちジャラランガが確認されていたが、現在では修正されりゅうせいぐんに差し替えられている。
単なるミスの類であり、残念ながら今後習得予定などの情報は一切ない。
特性考察
3種類の特性はそれぞれ何らかの技・ダメージを無効化するもの。いずれも有用なもので、特性が見抜かれるまでは3種すべての適用技に対して擬似的な耐性を持つ格好となる。
- ぼうだん
- たま・ボール系の技を無効化。
意外にも範囲は広く、環境においてよく使われるシャドーボール・ヘドロばくだん・ジャイロボール・きあいだまなどに無償降臨が可能となる。
具体的な役割対象の拡大に繋げやすく、特にシングルにおいては、迷ったらこれを選択すればよいと言える。
適用技は以下の通り。
ボール系 | アイスボール、ウェザーボール、エナジーボール、エレキボール、ジャイロボール、 シャドーボール、ミストボール、きあいだま、たまなげ |
砲弾系 | オクタンほう、がんせきほう、でんじほう、かえんだん、はどうだん、タネマシンガン、ロックブラスト、くちばしキャノン |
爆弾系 | かふんだんご、タネばくだん、タマゴばくだん、どろばくだん、ヘドロばくだん、アシッドボム、マグネットボム |
- ぼうおん
- 音技を無効化。
みがわりを使う際の安定性を高め、ほえる耐性を得て積み技との相性もよくなる。
ハイパーボイス・バークアウト・りんしょうも防げるため、ダブルで真価を発揮する。
ただし、スキンハイパーボイス持ちにはサブウェポンで弱点を突かれる傾向にあり、この特性を盾に役割を持つのは無理がある。
適用技は以下の通り。
攻撃技 | いびき、さわぐ、うたかたのアリア、エコーボイス、おしゃべり、スケイルノイズ チャームボイス、バークアウト、ハイパーボイス、ばくおんぱ、むしのさざめき、りんしょう |
補助技 | いやしのすず、いやなおと、うたう、おたけび、きんぞくおん、くさぶえ、すてゼリフ ちょうおんぱ、ないしょばなし、なきごえ、ほえる、ほろびのうた |
- ぼうじん
- こな系の技やほうし、あられやすなあらしのダメージを無効化。
まひやねむりによる機能停止や、天候ダメージによるタスキ潰しを防げる。
こな技持ちのくさ・むしにはかえんほうしゃやどくづき、あられパのこおりや砂パのいわ・はがねには一致かくとう技で弱点を突ける。
他2つと比べ汎用性には欠けるが、ジャラランガの耐性とよく噛み合った優秀な特性であり、特にダブルにおける選択肢として有用。
適用技は以下の通り。
技 | いかりのこな、キノコのほうし、しびれごな、どくのこな、ねむりごな、ふんじん、わたほうし |
その他 | あられ、すなあらしのダメージを受けない。特性「ほうし」が発動しない。 |
技考察
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
げきりん | 竜 | 120(180) | 100 | 行動固定 | タイプ一致技。行動固定が痛い。撃ち逃げ向き。 |
ドラゴンクロー | 竜 | 80(120) | 100 | - | タイプ一致技。持ち物や積み技での火力補強が欲しい。 |
スカイアッパー | 闘 | 85(127) | 90 | - | タイプ一致技。きしかいせいを除き物理格闘最高火力。 |
きしかいせい | 闘 | 20~200 (30~300) | 100 | - | タイプ一致技。みがわりやボディパージとあわせて。 |
カウンター | 闘 | - | 100 | 優先度-5 | 高い物理耐久を活かして倍返し。 |
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | 怯み30% | 対虫・飛行。素早さを上げれば怯みも期待できる。 |
がんせきふうじ | 岩 | 60 | 95 | 素早↓100% | 追加効果が優秀。相手の素早さを下げて後続サポート。 |
どくづき | 毒 | 80 | 100 | 毒30% | 対フェアリー。ぼうじんでの草への遂行技。 |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対毒・鋼。ぼうだんでのゲンガーへの遂行技。 |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
りゅうせいぐん | 竜 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | タイプ一致技。特攻低下が痛い。撃ち逃げ向き。 |
スケイルノイズ | 竜 | 110(165) | 100 | 防御↓ | タイプ一致技。防御低下が痛い。みがわり貫通。 |
きあいだま | 闘 | 120(180) | 70 | 特防↓10% | タイプ一致技。高火力・広範囲だが命中難。 |
ラスターカノン | 鋼 | 80 | 100 | 特防↓10% | 対フェアリー。交代読みで。対面では厳しい。 |
かえんほうしゃ | 炎 | 90 | 100 | 火傷10% | 対虫・鋼。ぼうじんでの草への遂行技。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
りゅうのまい | 竜 | - | 攻撃・素早さを補強。火力と抜き性能を確保。 | ||
つるぎのまい | 無 | - | 攻撃を強化。全抜きを狙うなら素早さ補強も欲しい。 | ||
ふるいたてる | 無 | - | 攻撃・特攻を補強。両刀型の火力確保に。 | ||
はらだいこ | 無 | - | 攻撃を超強化・HP半減。先制技が無いので使いづらい。 | ||
てっぺき | 鋼 | - | 防御を強化。スケイルノイズと相性が悪い。 | ||
ロックカット | 岩 | - | 素早さ強化。無補正無振りでも最速130族を抜ける。 | ||
ボディパージ | 鋼 | - | 素早さ強化。無補正無振りでも最速130族を抜ける。 けたぐりのダメージを減らせるが、ヘビーボンバーのダメージが増える。 | ||
みがわり | 無 | - | 状態異常対策や、きしかいせいのHP調整に。ぼうおんなら音技無効。 | ||
おたけび | 無 | 100 | 相手の火力弱化。みがわり貫通。 | ||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技対策。起点化回避に。 |
- きしかいせいの威力(ポケモンwiki)
分数 パーセント 威力 48/48≧HP≧33/48 残り100%~約68.8% 20 33/48>HP≧17/48 残り約68.8%~約35.4% 40 17/48>HP≧10/48 残り約35.4%~約20.8% 80 10/48>HP≧5/48 残り約20.8%~約10.4% 100 5/48>HP≧2/48 残り約10.4%~約4.2% 150 2/48>HP≧0/48 残り約4.2%~0% 200
- きしかいせいの威力(Bulbapedia)
パーセント 威力 100% - 71% 20 70% - 36% 40 35% - 21% 80 20% - 11% 100 10% - 5% 150 4% - 0% 200
いずれにせよ、残りHPが1/3を切る頃にはかわらわりの威力を越しており、赤ゲージならスカイアッパーより威力が高くなる。
赤ゲージ時のHPは残り20.0%以下であるとデータ集/ステータス計算式#a94dfe6cに書いてある。
Zワザ考察
Zワザ | 元にする技 | 威力 | 解説 |
---|---|---|---|
アルティメットドラゴンバーン | げきりん | 190(285) | 行動固定無し。ダブルで対象選択可能。 |
りゅうせいぐん | 195(292) | 能力低下無し。 | |
スケイルノイズ | 185(277) | 能力低下無し。ぼうおんにも有効。 | |
ぜんりょくむそうげきれつけん | きあいだま | 190(285) | 必中。ぼうだんにも有効。 |
スカイアッパー | 160(240) | A特化でB特化ナットレイを低乱1。 | |
きしかいせい | 威力固定。 | ||
アシッドポイズンデリート | どくづき | 160 | A特化でH振りマリルリを確1。 |
ライジングランドオーバー | じしん | 180 | A特化でH振りAガラガラを確1。 |
ちょうぜつらせんれんげき | ラスターカノン | 160 | C特化でH振りピクシーを低乱1。 |
ダイナミックフルフレイム | かえんほうしゃ | 175 | C特化でH振りテッカグヤを低乱1。 |
Zはらだいこ | はらだいこ | - | はらだいこ前にHP全回復。 |